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Supreme が国内でもreCAPTCHAを導入

今週よりSupreme オンラインストアUS、UKにて「reCAPTCHA」が導入され話題となっていたが、本日より国内のオンラインストアでもreCAPTCHAが導入された。
Supremeに限らず、人気ブランドの商品や有名アーティストなどのコンサートチケットなどを、転売屋やダフ屋がこのボットを使い、買い占める問題が多発している。

その問題解決の1つとなっているのが今回の「reCAPTCHA」である。

reCAPTCHAを使った認証システムは、ボットでは認識と対応ができず、人間の手動のみが対応可能となっている。

そのため、今回SupremeはreCAPTCHAを導入し、ボットからの購入を防ぎ、転売屋の買い占めや高額での取引を無くそうとしているのだ。

しかしながら、このreCAPTCHAを導入するも、多くのブランドはダフ屋や転売屋からの大量購入の問題は無くなってはいない。
すでに多くのダフ屋などはこのreCAPTCHAを解読しているとも言われている。

reCAPTCHAを導入したSupremeは今後さらにどうのような対応をしていくのか。
ウェブサイトの制限エリアへのアクセスを試みるボットからサイトを防御するためCAPTCHAを利用するのと同時に、そのCAPTCHAに対する返答を紙の本のデジタル化に活かすシステムである。

reCAPTCHAは、OCRソフトウェアが読み取れなかった文字を画像として出力し、reCAPTCHAのデータを受信する各購読サイトへ向けてそれらを割り振る。購読サイトは、書籍デジタル化プロジェクトとは概ね無関係なサイトが多いが、これらの文字を含む画像を人間に差し出して、通常通りの認証手順の一部としてCAPTCHAの文字列を解読させる。そしてreCAPTCHAサービスは解答されたデータをデジタル化プロジェクトへ送信する。
上記にある「ボット(bot)」とは、人間に代わって作業を行うコンピュータープログラムの総称である。