はじめに

2009年に私は、草津青年会議所の門を叩きました。取引先の社長に「たくさんの出会いや人との縁ができるところがあるよ」と紹介され、セミナーに参加したのがきっかけでした。セミナー中、何もわからず「わからないことがあったら何でも聞いてきいや」と声をかけてくださった先輩の人の温かさに魅力を感じました。その後、事業に参加した私は、仲間を本気で助け、地域のために本気でまちづくりをする先輩の勇姿に強い感銘を受けたことを、今でも鮮明に覚えています。「草津青年会議所に入会することで何かが変わる、成長することができる」そのように強く感じ、私は、草津青年会議所の一員となりました。入会以来、草津(くさつ)はもとより様々な地域で多くの人と出会い、青年会議所でしか味わうことができない経験をさせていただきました。仲間とともに笑い、助け合い、時には多くの苦難を乗り越え、駆け抜けてきたこの数年間で得た経験や学びは、私にとってかけがえのない財産です。草津青年会議所に入会し、草津(まち)のために活動、運動していくなかで、草津(まち)を本気で好きになることができました。今こそ、私自ら率先して、愛する草津(まち)の更なる発展を常に考え、行動することによって、その恩を草津(まち)にお返ししたいのです。
半世紀の永きにわたり草津青年会議所は、明るい豊かな社会を築くために、高い志と責任感を持ち先輩諸兄より歴史や伝統を受け継いできました。自分自身に、地域社会に、時代に、最良の変化を起こし続けてまいりました。
そして51年目として草津青年会議所の新しい半世紀の初年度となる今年度、50周年ビジョン「SO-AIプロジェクト~ひとがまちをつくり、まちがひとを育てる~」を掲げ、地域社会、市民とともに、新しい時代を見据えつつも地域に根差した運動を展開します。地域を想う私たちの運動が、やがて地域社会に対して変革をもたらし、市民に広がり、それが次世代へと繋がるものと確信しています。
私たちがさらに前進するために、本気で草津(まち)を愛し、人と本気で向き合い、本気で行動しましょう。草津(まち)を愛することを次の世代へと繋ぎ、草津(まち)が益々魅力ある地域となるために。

魅力ある組織を未来永劫存続させるために

草津青年会議所が、より積極的なJC運動を地域に展開し、地域を巻き込んでいくため、また、脈々と受け継がれてきた伝統ある草津青年会議所を存続させるためにもメンバーの増強が必要不可欠です。しかし、会員拡大の重要性は認識されつつも、現在の草津青年会議所においては、会員数の減少に歯止めがかからない状況です。メンバー一人ひとりが危機感を持ち、他人ごとではなく、自分ごととして本気で会員拡大活動をしていかなければなりません。
今こそ、メンバー全員が現状を真摯に受け止め、拡大意識と危機感を持ち、JCの理念や草津JCの魅力を伝える草津JCの広告塔となり、今後の会員拡大の礎を築いていきましょう。地域の未来を本気で考え、「本気でこの草津(くさつ)のまちを良くしたい」という想いを持った同志が一人でも多く草津青年会議所に集うことで、私たち自身もさらなる成長の機会を得られます。新たな同志と切磋琢磨し、地域で多くの強いリーダーを輩出していくことで、さらに効果的なJC運動を展開することができ、草津青年会議所の魅力がまちに浸透していきます。この光景を目の当たりにした市民は、自分たちの地域を自分たちで考えるという意識へと変革を促されることでしょう。その輪が広がれば、自ずと会員増加に繋がっていくことになります。
魅力に溢れ、地域社会から信頼される組織へ進化し、この草津青年会議所を未来永劫存続させていくために、そして地域の未来のために、今こそメンバー全員が本気になって会員拡大に取り組みましょう。

魅力ある組織として信頼されるために

草津青年会議所は、2012年に公益認定を受けて以来、コンプライアンスに対する意識を徹底し、規律、法令等を遵守してきました。また、事業予算及び決算を厳格かつ綿密に審査し、健全な財務管理をしてきました。さらに、公益社団法人として事業の公益性を追求してきました。
草津青年会議所が魅力ある組織として信頼されるためには、メンバー一人ひとりが公益社団法人としての、コンプライアンス、規律、法令等を理解し、常に模範的な行動をしていかなければなりません。時代背景に応じて、改正される法令等についても、私たちは事業の公益性を追求しながら常にその変化に対してアンテナを張り、変化に対応した組織運営を行わなければなりません。日本青年会議所や行政とも連携し、変化する公益性の考え方、コンプライアンス、規律、法令等の最新の情報を得るとともに、メンバーの理解を深めていく必要があります。
メンバー一人ひとりの、コンプライアンスを遵守した厳格な行動と自らが草津(まち)を代表しているとの自負を持つ意識が、草津青年会議所の信頼に繋がり、さらには他地域からの草津(くさつ)の信頼へと繋がっていきます。今一度、メンバー全員が、先輩諸兄が培ってこられた公益社団法人としての運営を見つめ直し、地域からさらに信頼される魅力ある組織となる運営を目指しましょう。

魅力ある運動を伝播するために

私たちは長年、地域のために様々な活動、運動を展開してまいりました。私たちの活動、運動を地域に広げ、理解していただくためには情報の受発信を欠かすことはできません。
これまで私たちは、情報化社会が発達する中で、ソーシャル・ネットワークサービスやメディア等、様々な手法を活用して私たちの活動、運動を地域に発信してきました。しかし、市民にとって、私たちの存在、活動、運動の認知度はいまだ十分とは言えません。私たちの運動や事業が私たちの自己満足で終わっていないか、私たちの運動の目的や理念が正しく市民に伝わっているのかを再考しなければなりません。そのためには、地域社会が抱える問題について背景を考え、その問題の本質を明確にとらえることで、地域社会に対して我々ならではの見解を情報発信することが重要です。
さらに、魅力に溢れ、地域社会から信頼される組織へと進化するためには、私たちの活動、運動を一方的に発信しようとするだけではなく、私たちも市民の声に耳を傾け、その声の本質を把握できる体制を整える必要があります。そのためには、日頃の活動において、私たちが地域社会の問題や課題にアンテナを張り、中立的立場で受け止め、様々な視点から問題を分析し、問題解決のための取り組みをしていかなければなりません。その中で、メンバー一人ひとりが運動の発信者であるとの意識を持ち、地域の中で本気で行動していかなければいけません。やがてその行動は、市民や行政、各種団体に対し、青年会議所で推進する運動に共感していただくことができ、地域に頼られる組織となるのです。
今一度メンバー全員が、長年培ってきた人との繋がりや、ソーシャル・ネットワークサービス、メディア等を活かし、さらに新たな受発信についての情報を収集・検討し、地域を巻き込んだ運動を伝播していくための礎となりましょう。

魅力ある組織を目指すために

青年会議所は、自己啓発・修練を行い、個人の能力を磨き、自己を成長させ、多くの仲間と出会える貴重な場所です。私は、草津青年会議所に入会し、青年会議所活動・運動を通じて、多く学び、自己が成長し、人と繋がり、本気で議論することのできる仲間を多く得ることができました。それは、修練、奉仕、友情を三信条とする青年会議所だからこそ得られるものです。
「まち」は「ひと」が創りだします。地域に魅力ある人材を多く輩出することによって、草津(まち)は今以上に魅力溢れる地域となります。地域社会を構成する青年経済人である私たち自身が、地域を牽引するリーダーへと成長し、魅力溢れる草津(まち)をつくりあげようという自負心を持たなければなりません。青年会議所最大の魅力は、地域社会に対して変革をもたらすことのできる人材、リーダーを生み出すことです。「人生最後の学び舎」と呼ばれる青年会議所では数多くの研修やセミナー等が用意され、個人の能力を磨き、自己を成長させる機会があります。私たちは、青年会議所での例会や事業を通じて、多くを学び、様々な経験を積み、人のこころをひきつける人材へと成長し、魅力あるリーダーになることができると確信しています。魅力あるリーダーは、備え持った個性のみならず、常に人間として成長しようという意欲を持ち続ける人材です。成長の機会は自ら掴み取らなければなりません。メンバー一人ひとりが、自己の成長のために研鑽を積むとともに、リーダーとしての意識向上を図り、草津青年会議所をさらに魅力ある組織とするために、今まで以上に本気になって自己研鑽に努めましょう。
また、組織を強化させるためには、個々の成長だけではなく、メンバー同士の強い絆が必要不可欠です。草津青年会議所には、メンバー同士の強い絆を築くことのできる場もあります。私たちは、様々な運動を展開する中で、同じ目標に向かってメンバー同士がともに行動することで、信頼関係を築いていくことができます。互いの信頼関係を基礎として、組織の基盤はより強固なものとなるでしょう。メンバー一人ひとりが仲間を想うこころを持ち、その中で価値観を共有し、運動することが、地域を巻き込む原動力となっていくことでしょう。今一度、組織を強化させるためにメンバー同士の交流はもちろんのこと、より多くの地域の同志と交流を図り、同志の絆と信頼関係を深めていきましょう。

魅力ある草津(まち)の実現のために

私たちは50周年事業において「SO-AIプロジェクト」を開催し、行政、団体、地元企業と共に知恵を出し合い、大人や子どもたちに草津(まち)の魅力を伝えてきました。
私は、「ひとがまちをつくり、まちがひとを育てる」とあるように、地域に暮らす「人の心」のあり方が地域の発展の礎であると考えます。私たちが、生まれ育ったこの地域を誰よりも愛し、誇りに思い、地域を巻き込んでいくことが地域活性化の一助となり、明るい豊かな社会の実現を理想として掲げるJC運動に繋ると確信しております。
草津(まち)を更に魅力ある地域へと展開していくためには、私たちJCが地域における先導的役割としてこの地域の魅力を発信し、多くの地域住民に地域を再認識して貰い、地域への感謝と愛郷心を育むことが大切であると考えます。私たちは、地域の現状を知り、この愛する地域の為に何をするべきかを考え、運動を起こしながら、地域住民と共に成長する必要があります。この時代の責任を担う世代として、地域のリーダーとして、そこに住み続ける人々が郷土として愛することのできる地域のかたちを考え、一人ひとりがまちづくりの当事者として自覚する社会的価値の高いまち、住みよい魅力溢れる地域を創造していきます。
そして、私たちは、「SO-AIプロジェクト」や伝統ある地域事業を検証し、各々がまちづくりの当事者として自覚を持つことが出来る事業を積極的に展開し、さらに草津(まち)を誇れる、市民の方々から求められる事業へと磨き上げてまいります。私たち一人ひとりがまちづくりの当事者意識を持って地域の活動に溶け込むことが、地域住民の方々の意識変革にもつながり、市民一人ひとりに地域への感謝や愛郷心が醸成され、草津(まち)がさらに魅力ある地域へとなっていくことでしょう。
また、草津(くさつ)には歴史や文化、そして地域で活躍する人材など大切にするべき様々な宝が存在します。その中でも、草津(くさつ)の子どもたちは未来を託す無限大の可能性を持った存在であり草津(くさつ)が永続的に発展していくためには、未来を担う子どもたちの存在が必要不可欠です。無限大の可能性を持った子どもたちが、のびのびと成長でき、豊かな心や夢を持つことができるような環境を、私たち大人は創出していく必要があります。そのためには、世代間交流を通して草津(くさつ)の自然、文化、産業など各分野における地域資源や体験をすることのできる機会を活かした活動を、私たちは展開していかなければなりません。その活動の中で、子どもたちの気持ちを理解し、自由な発想を伸ばしながら夢へと導き、さらに地域への愛郷心を育むことのできるような、大人たちの行動と工夫が必要となります。子どもたちの育成に正しく積極的に取り組むためには、私たち大人自身が、その役割や責任を考えつつ、子どもたちとともに学び、成長するという意識も必要です。今一度、メンバー一人ひとりが、子どもたちとともに成長する機会を持つことの重要性を考え、草津(まち)を永続的に魅力ある地域にする礎を築きましょう。

結びに

昨年、草津青年会議所は輝かしい節目である創立50周年を迎え、私たちは、「SO-AIプロジェクト~ひとがまちをつくり、まちがひとを育てる~」を掲げました。私たちと地域が未来に向けた力強い歩みを進めるためには、私たちが住み暮し、活動している草津(まち)にとって、今何が必要であるのか、草津青年会議所にどのような運動が求められているのかをメンバー全員が共通の認識を基に、本気で行動していかなければなりません。
これまで私たちは、目的を達成するために、地域のことを考え、メンバーと協力し合い、少しずつ工夫を凝らしながら運動を進めてまいりました。もちろん、私たちの目的は目の前の事業にとどまるものではありません。草津(まち)を本気で想い、私たちの活動を通じてその想いを多くの市民の心に広げていくことが本来の目的です。私たちの本気の行動、運動が多くの草津(まち)の人々の心に伝われば、その活動が未来の草津(まち)に根付いていくことでしょう。この地域で生きる青年経済人として、私たちの果たす役割は決して小さいものでもなく、これから私たちが理想とする草津(まち)を実現する道のりも決して容易ではありません。しかし、私たちが地域の未来を切り開く先駆者として、これからの幾多の困難に対してあきらめずに立ち向かえば魅力ある草津(まち)が実現します。
私たちが踏み出す新たな一歩には、地域を大きく巻き込む力があります。ありったけの自信と気概を持って共に、本気で草津(まち)を愛し、本気で行動していきましょう。
魅力ある草津(まち)の実現に向けて。

〔基本方針〕

1.魅力ある同志を発掘し、本気で「100人LOM」を目指そう

1.魅力ある組織として地域から信頼される組織運営をしよう

1.魅力ある例会・委員会を開催し、出席者の多い、学びのある例会・委員会にしよう

1.魅力ある草津(まち)を目指すために地域、市民を巻き込んだ運動を本気で展開・伝播しよう

1.草津(まち)の活動・事業に積極的に参加し、本気で地域のことを知ろう


 

公益社団法人 草津青年会議所 2017年度 LOMスローガン

仲間とともに、本気で草津(まち)を愛し、本気で行動しよう
すべては魅力ある草津(まち)のために

第52代理事長 進藤 一則
第52代理事長
進藤 一則
理事長所信



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