はじめに

 誰かに必要とされたい。私が2015年に参加した草津青年会議所の仮入会セミナーのスピーチで言った言葉です。私はこの言葉を大切に、これまで草津青年会議所の活動・運動に関わってきました。今でもその想いに変わりはありませんが、様々な役職を経験し仲間とともに活動するにつれ、「自分のために」誰かに必要とされたいという考えから「誰かのために」誰かに必要とされたいという考えに変化していきました。青年会議所には、出会いや学びの機会がたくさんあり、それらは時に、人の価値観や考え方に変化を起こすことができます。人が変化を起こすきっかけはいつ起こるかわかりません。だからこそ青年会議所で起こる全てのことを大切にする必要があるのではないでしょうか。
2020年、新型コロナウイルスは世界中で猛威をふるい、人々の生活に大きな影響を与えました。感染拡大を防ぐために、一時は中国や欧米諸国を中心に都市封鎖措置が行われ、日本においても緊急事態宣言の発令により、国内の経済活動の停滞を余儀なくされました。私たちが住み暮らす草津市においても、学校の休校、大型ショッピングモールや飲食店などを中心とした営業自粛の影響を受け、街中から賑わいが消え日常が大きく変化してしまいました。ウイルス感染症のパンデミックによる甚大なリスクが認識されたことで、今後は新型コロナウイルスを意識しながらの生活となり、社会は根本的な変質をしていくことでしょう。草津青年会議所も昨年新型コロナウイルスの影響を受け、一時的に活動を自粛しました。現在では、感染防止に最大の注意を払い活動を再開していますが、状況によって今までと同じような活動・運動が困難になることは大いに予測できます。しかしながら、草津青年会議所はどんなに困難な時であっても「明るい豊かな社会の実現」に向けて、少しずつでも前に進んでいかなければなりません。社会が大きく変化したこんな時だからこそ、私たちも活動・運動を見直しより良く変化していく必要があるのではないでし ょうか。草津青年会議所の未来をより良いものにするために。


より良い未来に向けて

2021年度、草津青年会議所は創立55周年を迎えます。これまで先輩諸氏が築いてこられた歴史や伝統、つながりに感謝するとともに、私たちの未来への基軸となる次なる指針を策定し、新たな運動を展開していく必要があります。私たちの未来への方向性を決める大切な1年となるからこそ、私たちは真剣に取り組む必要があります。過去に胡坐をかくのではなく、今だからこそできることを熟慮し、草津青年会議所のより良い未来に向けて、新たな一歩を踏み出すのです。草津青年会議所会員の総力を結集し、英知と勇気と情熱をもって55周年に挑みましょう。


より良い環境を求めて

草津青年会議所の組織を運営していく上で重要なことは、会計基準に基づいた予算の策定、組織の最高意思決定機関である総会の運営といった根幹をなす部分に加えて、会員が存分に力を発揮できるように環境の整備を行うことです。特に環境の整備という面に関して、現在においては社会情勢などの要因により組織のルールを見直していく必要があるのではないでしょうか。組織のルールは運営を円滑にするための手段であり、状況に応じて変化すべきものであると私は考えます。しかし、どんな組織にも「変えられること」と「変えられないこと」があります。それらを的確に判断していくスキルを身に着けていかなければなりません。そのためには、青年会議所の基本を知り、この組織について理解を深める必要があります。今こそ青年会議所について学び、より良い変化につなげていきましょう。


認知度の向上に向けて

草津青年会議所の認知度を向上させるためには、より多くの人に情報が届くよう幅広く発信していかなければなりません。そのためには効果的なツールを活用することはもちろん、会員全員が一丸となり発信していくことが必要です。継続的に発信し、会員一人ひとりが自らのネットワークを活用し拡げていくことで、多くの人に私たちの情報を届けることができるのではないでしょうか。広報は私たちの活動・運動全てにつながると言っても過言ではありません。会員一人ひとりが広報に対する意識を高くもち、全員広報の仕組みを確立していきましょう。


より良い変化を求めて

草津青年会議所は、会員数の減少という大きな課題に直面しております。このまま会員数が減り続ければ、私たちの活動力は低下してしまいます。今一度真剣に会員拡大活動に取り組まなければなりません。会員拡大の目的は単に組織の存続ということだけでなく、組織に新しい考え方をもたらし、より良い変化につなげることにあります。だからこそ一人でも多くの仲間を迎え入れなければなりません。SNSの普及などにより団体に属さずとも簡単につながりを持てる時代になったからこそ、従来の形に捉われず様々な視点から草津青年会議所の魅力を伝えなければ、新しい仲間を迎え入れることは困難であると考えます。そのためには、活動・運動を通じて私たちの見識を広めていく必要があります。社会の変化とともに変わるニーズを捉え、会員拡大につなげましょう。また迎え入れた仲間をしっかりとフォローすることも大切です。新入会員が、少しでも早く草津青年会議所の活動・運動に慣れ親しみ、可能性を十分発揮できるよう会員一丸となり新しい仲間に寄り添ってまいりましょう。


地域との連携と滋賀ブロック協議会

 地域をより良く発展させていく上で、他団体や行政と連携していくことは大変重要です。草津青年会議所もこれまでの活動・運動において様々なネットワークを築いてまいりました。このネットワークは私たちの強みの一つであり、培ってきた関係性は絶対に継続していかなければなりません。新型コロナウイルスの影響により協働して事業を行うことができない可能性はありますが、たとえ形が変わっても参画や交流に努めましょう。
また、2021年度は9年ぶりに滋賀ブロック協議会の事務局を受け持たせていただくこととなり、大切な機会を得ることができます。事務局を担う青年会議所として、今まで以上に滋賀ブロック協議会へ積極的に関わっていかなければなりません。それが滋賀ブロ ック協議会へ出向する仲間への最大の応援となるとともに、双方の円滑な運営につながると考えます。しっかりと連携をとり、互いの運動がより良い方向に向かって進んでいけるよう努めましょう。


結びに

 “STAY GOLD”私が、学生時代に夢中になったバンドの代表曲です。「夢をもっていた頃を思い出し、もう一度奮い立たせよう」というメッセージを私は強く感じとりました。この想いは、今の困難な時代において大切なことではないでしょうか。私たちは、たとえコロナ禍で活動・運動を自粛しても、「明るい豊かな社会の実現」という想いは自粛してはいけません。出来なくなったことを嘆き諦めるのではなく、本質を変えずたとえ違 った手段になっても出来る方法を模索していけば良いのです。地域のために、私たちが出来ることはまだまだ沢山あるはずです。人が輝き社会が輝けるよう、会員全員でこの困難な時代を乗り越えていこうではありませんか。


【基本方針】

1、仲間を想い支え合う組織を創ろう!!

1、有意義な青年会議所活動を行おう!!

1、会員拡大活動に全員で取り組もう!!

1、何があっても諦めず、自分たちに出来ることを考えよう!!

1、大きな事業に向けて全員の力を結集しよう!!


【LOMスローガン】

STAY GOLD
人と社会が輝き続けるためにより良い変化をしていこう!!