はじめに

世の中には一つとして同じ建物はありません。形、色、大きさなどそれぞれに特徴があり、多様な役目を果たしています。数え切れない人の手によって作られるどんな建物もすべては基礎から成り立っています。人生の礎となるものはいつ構築されるのでしょう。この世に生を受け、幼少期から少年、青年時代に多くの知識を習得し、個が確立していきます。そして、我々が活動する20歳から40歳という時期には、社会に出て、様々な人や地域社会と関わることで人としての厚みを増していきます。この時期の自分の在り方によって人の厚みが変わり、人生の礎が構築されると考えます。

人や地域社会と関わることで自分を見つめ、目標をもって己を磨くこと、そして、自分を持った個が集まり結束し、強固な組織になることで青年会議所の魅力である青年経済人としての成長や、自らの意識変革ができるのです。このような魅力を持った団体であるからこそ草津青年会議所は様々な社会開発事業を通して地域を活性化させることができ、さらにその活動を発信することで、我々の活動や運動が地域に浸透し認識され草津青年会議所の存在価値が生まれます。

この地域を牽引するリーダーとして今我々は、自ら率先して自己を磨き成長し、組織として結束し運動を起こすことで、地域の活性化を促していかなければなりません。半世紀もの永きに亘り受け継がれてきた創始の精神を絶やすことなく、一人ひとりの高い目標意識と情熱ある行動が「明るい豊かな社会の実現」に繋がると確信しています。

信頼なくして存続はなし

草津青年会議所は、公益法人格を取得し5年目を迎え、これからも社会からの付託と信頼を得る組織として魅力あふれる運動を展開していかなくてはなりません。また、我々が組織を運営していくにあたり、健全な財務や規律・法令の遵守など社会的責任を全うし、例会や事業を行う際にも収支やコンプライアンスなどのチェック体制を円滑に行うことが、組織の活性化につながります。この対外、対内への信頼の両輪が成り立ってこそ初めて我々は動き出せるのです。

また、我々は様々な運動を広く受発信していく事も重要です。発信する事により地域や仲間から共感を得ることができ、支援や協力につながり、受信することで事業の発展があるのです。各種コミュニケーションツールの活用や各種メディアと連携していくことが重要であり、時代に即した新たな手法を積極的に取り入れ、効果的かつ迅速に地域社会に発信することがメンバーの自覚、地域の信頼につながり、組織を存続していく礎となるでしょう。

『信頼こそ才知よりも交際を深める(ラ・ロシュフコー)』

会員拡大なくして繁栄はなし

創設以来変わらず繰り返されてきたことは、会員拡大であり、その行動があったからこそ、草津青年会議所が脈々と受け継がれてきたのです。

組織の存続は会員拡大にあります。「明るい豊かな社会」の実現を目指す我々が、市民の意識変革につなげるためには、より多くの青年が同じ志を持ち、多くの感性と価値観が集結することで新たな発想を生み、より時代に即し未来を創る洗練された事業に発展させることが重要です。また、同じ志と使命感をもつ会員相互が強く影響し合うことで切磋琢磨し、感動と楽しさを共有することで友情を深めていく、そんな素晴らしい組織であることに誇りと自覚をもって、会員拡大の意義や重要性を理解し、より拡大への気運を高める必要があります。我々の目指すまちづくりを地域に根差し、発信していこうとするのならば、一人で叫ぶより、多くのメンバーで心を一つにし、行動すれば必ず社会を突き動かすことができると確信します。新たなメンバーが早く青年会議所に馴染みJCの魅力に魅了されることで、メンバーの減少を食い止めるとともに、メンバー全員が志を同じうする仲間の発掘に取り組む会員拡大の新たなスタンダードを確立させていきましょう。

『昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう(アインシュタイン)』

会員の成長なくして組織はなし

青年会議所は、「人生最後の学び舎」とも呼ばれることがあります。私は、知識を得る場所ではなく、様々な価値観を持つ人がそれぞれの意見を持ち、それを議論しあい切磋琢磨することで成長し、心と才能を開花させ、人間力を養うことができる場であるからだと考えます。

まちづくり、ひとづくりを提唱している我々は、青年会議所メンバーとして、社会を構成する青年経済人の一人として、また地域に暮らす住民として、自信と誇りを持って責任ある行動ができていますか。まずは、メンバーの心の成長に目を向け、その変化を背中で語るメンバーになることが、我々青年が目指す姿であります。そして、自らの心の意識が変われば行動や言動が変わり、周囲の目も変わります。つまり、自らの意識を変革する事によって、まちや社会をも変革することができるのです。その心の持ち方を学び、輝けるまちの原動力となる “人間力”を育成していきましょう。

また、組織とは共通目的を持ち、その達成のために協働を行う個の集団であります。組織力の向上には、相互が認め合い、助け合い、切磋琢磨する交流を実施し、絆を強固にすることが必要です。対内対外問わず、多くの交流を行うことで個を成長させ、組織を強化させましょう。

『自分が変われば相手も変わる 心が変われば態度も変わる 態度が変われば行動も変わる 行動が変われば習慣も変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる 運命が変われば人生が変わる(ヒンズー教の一説)』

実行なくして反省はなし

本年は、創立45周年に動き出したビジョン「つなぐ」の最終年度となります。常に模索し、対話しながら、ひとづくり、まちづくりシステムの確立を目指し、市民、行政、各種団体など多くの方々と関わり合いながら邁進し、歩みを進めてきました。我々が描いた未来は実現に向け、地域とともに描くことができたのでしょうか。本年ビジョン「つなぐ」の集大成として、紡いできた信頼やつながりを最大限に活かし、提言をもとに両システムを確実なものとし、ゴールではなく新たなスタートとして未来を描くことのできる時代に即した形に進化させましょう。また、これまで行われてきた過去のステップを検証・評価し、問題点や改善点など課題をメンバー間で共有し解決していくことが次代につながる大きなステップとなります。我々のビジョン「つなぐ」が巣立ち、まちを自由に羽搏たくことができたとき、地域のまちづくりがより一層加速することでしょう。

『Glorious Discontent!(栄光ある不満を持て)(椎名武雄)』

周年の成功なくして未来はなし

本年、草津青年会議所は、50周年を迎えます。毎年新陳代謝を繰り返し、時代に即して変えるもの、変えないものを取捨選択し、一度きりのその年に情熱を燃やしてきました。その覚悟ある行動の積み重ねは、地域や行政、各種団体との信頼を生み、今、つながりの中で我々は存在し活動しています。その感謝と先輩諸兄への敬意を表し、過去を検証することで、初めて次の未来を見据えることができるのです。過去から学び、未来を見据え、今行動する、その繰り返しこそ、青年会議所であり、この先も続いていくのです。

この50年の節目にあたり、我々はこの草津での存在価値、存在意義を再度認識し、時代に即した新たなスタートを切る絶好の機会であります。青年会議所もある時代、情報を求めアンテナを張り、行政や他団体との連携をさらに強め、スピード感を持って目的に到達する青年会議所でなければなりません。それは、青年会議所の信頼を得ることだけではなく、青年としての英知と勇気と情熱をもって積極果敢に行動し、地域を牽引していくことが存在価値を高めることにつながるのです。我々は、失敗を恐れず行動し、反省から学ぶこの繰り返しは、新たな発見と進化した行動につながります。草津青年会議所の目指すまちの未来の形を地域と共有し、ベクトルを合わせて行動することがこれからの我々の運動を促進させる起爆剤となるはずです。この先、未来永劫存続し続ける団体、それが青年会議所であります。その自信と誇りをもって周年を迎えましょう。

『五十にして天命を知る(孔子・論語の一説)』

結びに

昨年、公益社団法人草津青年会議所は創設以来初めてとなる近畿地区大会主管という何事にも代えがたい経験をしました。メンバーが互いを助け合い連携し大会を構築することで組織の絆が強固になりLOMの可能性を広げることができました。今年度は50周年という大きな節目を迎えます。創立から現在に至るまで先輩諸兄が守ってこられた創始の精神、地域の団体や行政との繋がりがあったからこそ今、我々は活動できるのです。その精神を守りつつも現状に満足することなく、いま何をしなければならないのかを考え次世代を見据えて行動していかなくてはなりません。

『成長とは、いまの自分の否定から始まります。「現状から何ができるのか」を考えるのではなく、「いま何をしなければならないか」を考えるのです。(山田淳)』

 

地域から本当に必要とされる団体となるために、一人が変われば地域も変わるという意識変革団体としての信念に基づき、メンバーが自分自身を成長させることが必要です。そして草津青年会議所が持つ魅力をメンバー一人ひとりが実感し、自信と誇り、情熱を持って人や地域社会と繋がることで「明るい豊かな社会の実現」に向かうと確信しています。草津青年会議所の新たな歴史を刻むため、ともに歩んでいきましょう。

『情熱を持って自分の使命を愛せ、これほど素晴らしいことはない(オーギュスト・ロダン)』

 

〔基本方針〕

1.50周年を成功させよう

1.会員拡大をメンバー全員で取り組もう

1.会員の成長と組織の強化に努めよう


 

公益社団法人 草津青年会議所 2016年度 LOMスローガン

燃やせ情熱を、ここに集う仲間とともに!

第51代理事長 伊藤 定裕
第51代理事長
伊藤 定裕
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